エアコンはA/Cオート設定のままで良い?
今どきのクルマはオンのままで「ほぼ」問題無し
エアコンはオンにしっぱなしという方は多いだろう。これは、オートエアコンが普及して、面倒な調整がいらなくなったことも拍車をかけている。
ただ、乾燥しすぎることでお肌への影響が心配、エアコンはいまだにエンジンの動力を使用して動いているものだけに、燃費にも大きく影響するだけに大丈夫なのか?という疑問もある。
まずは燃費への影響だが、昔のようなにオンにした途端にガクンとエンジンのパワーが落ちるようなことは無くなっている。
理由は、アイドリングストップ車が増加して、蓄熱装置や、エンジン動力を直接介さない電動コンプレッサが普及しているため。
また、ガス圧の最適化などによって負担が減っているというのもあり、エンジンへの負担は最小限になっている。それにより燃費への影響は小さくなった。
それを踏まえるとオンにしたままのほうが良い。
とくにオートエアコンであれば、風量やコンプレッサーの作動をつねに最適化してくれるので、エンジンへの負担をさらに軽くしてくれる。
希望温度を満足するのに、最も最適な吹き出し温度と風量をすべて自動でコントロールしてくれるのですから。
また、プラズマクラスターなどの機能が付いているものであれば、車内空間の清浄にもなるし、梅雨時や夏など多湿なシーズンでは湿度が取り除かれることによって、悪臭の原因となる雑菌やカビの繁殖も抑えられる。
シートなど内装への匂いの付着も抑制出来、下取り査定への良い影響も期待できる。また曇りを取り除いてくれるので安全運転にも寄与できる。
入れっぱなしでよくないのは、先にも紹介したお肌が乾燥してしまうなどというものぐらいだろう。
その場合はもちろんオフにして、外気導入を上手に組み合わせれば問題ないだろう。